冷え症に取り一番やっかいな季節、それは『夏』です!
えっつ!そうなんですか?
冷えるのは冬のイメージでした!
そう思いますよね!
でも最近、もう猛暑で夏はクーラーが低い温度で一日中ついているので実は
身体はかなり冷え切っているんですよ!
冬は以外に室内は温かいので私みたいな内臓冷えが強いタイプはあまり気になりません。
端末冷えの方は手足がさらに冷たくなるので、辛いかもしれませんので、
一概に冷えるタイプと言っても皆同じではなく、冷え方の種類によって、
それぞれ違ってくるので自分の身体の体質をしっかりと知っていくことが
大切だと思います。
とにかく、夏は身体を冷やす場所がいっぱいあります!
通勤電車、会社、スーパー、ショッピングモール、映画館等々。。。
なんであんなに寒くするんだろう、きっと暑がりさんに合わせているんだろうな~。
こちらも暑がりさんの気持ちは分からない、よく暑がりの人は暑いのはしょうが
ないんだから、寒い人が羽織ればいい!
と簡単にいいますが、こっちは暑いんだったら冷えるもの身体につければいいん
じゃないか・・・とたまに思ってしまいます。
どちらかというと、暑がりさんって血のめぐりもよいので声も大きく、元気で圧
が高めで主張強め。
一方寒がりさん達は割とめぐりも悪いので声も大きくなく、圧弱め、主張弱め
なので温度設定問題の争い??は暑がりさんが勝利を手にするイメージです。
いつも思うのが、会社や商業施設などは外が凄く暑いので入り口付近や室内に瞬間
冷却ブースなどを置き、そこは常に18℃位でガンガン冷やして、身体をクール
ダウンできるところを作れば全館空調はもう少し温度調整でき暑がりさんも寒がり
さんも皆が快適に過ごせるんじゃないかな~と思っています。
眠くなったら、そこにいって涼めば頭もスッキリしそうですし!
電気代が高くなっている今コストダウンもできるし、どこかの会社がそんなの開発
してくれないかな~とひそかに期待しています。
本当にもって生まれた体質や資質で本当に大きく生活スタイルって変わりますよね。
冷えを感じない人ってうらやましいな~、そんな一度でいいから送ってみたいなと
本当に実感します。
やっぱりそういう人って血がめぐっていて血行がいいから顔色もいいし、、いつも
元気溌剌!声も大きいイメージです!
かたや、こちらは内蔵冷えで胃腸も弱いし、きっとめぐりも悪いので顔色も悪く、
何だかちびまるこちゃんに出ている胃腸の弱い山根くんのよう・・・。
はっっ!
もしや山根君も実は同じ内臓冷えタイプなのかも。そういえばいつも青白い顔して
るかも。
山根くん、かもーん!!!
というかそうか、私、あんな元気がない風に見えるのかな・・・ちょっとショック
かもと微妙な気分になってきました。
話しがズレてしまいましたね。
そうなのです、冷えが酷くなった時この夏をどうにかしないともう普通の生活でき
なくなってしまう!
という危機感を覚え何かできないかと思い、まず体質改善したいと思ってやってみた
のが『冷え取り』でした。
■冷え取りって?
皆さん、『冷え取り』って知っていますか?
そこまで一番冷えが辛かった時、職場でも本当にどうすればいいのか分からずまず
やってみたのが『冷え取り』というものでした。
当時はただ冷えを感じやすい下半身を、天然素材のアイテムを重ねて着用する事で
身体を温め冷えを取っていくという風に考えていました。
「そもそも、冷えとりの『冷え』とは、冷え症のことを指しているわけでは
ないんですね。では何なのかと言うと、上半身と下半身の体温のズレを指しています。
具体的には、上半身の体温が高く、下半身の体温が低い状態のことなんです。
なぜそのようなズレが起こるのかは、人の体をイメージしてみればわかりやすいですね。
上半身には内臓が集まり、心臓をはじめ血液を送り出す器官や集中する器官が多い。
一方下半身、腰から下にはそういった臓器が非常に少ないんです。だから血液の巡りが
偏ってしまい、体温に差が出てしまうというわけです」
「冷えとり」の考え方は、冷え症を解消することだけでなく、全身の体温のムラや滞っ
た血行を改善することで、不調やストレスの原因を取り除き、身体を健康な状態に戻
そう、というもの。
『そうだったのか…!冷えとりの本当の意味を知ろう!』そうだったのか…!冷えとりの本当の意味を知ろう!』より引用
https://www.hokto-kinoko.co.jp/kinokolabo/trend/16016/
という事らしいです。
当時はとにかく冷え症を治すことが、最優先事項だと思ていたのでとにかく何度頭寒足熱
の状態をつくり、体質改善したい!
という想いからこの『冷え取り』で言われていた、お風呂の中での半身浴や、天然素材の
衣類を重ねかて温める『重ね履き』というのを2年程実践していました!
■重ね履きって何?
重ね履きというのは言葉の通り、重ねて靴下を履くという事です。
ただ単純に手元にある靴下を何枚も重ねて履く?
これはNG何です!
そうではなく天然素材、絹・綿・ウール・等のアイテムをそれぞれの繊維の特徴を踏まえて
順番に重ねて身に着ける事で温めて冷えを取る、という事です。
例えば皆さんが普通に履いている靴下は色々な素材で作られています。
そして、普通に履く靴下は伸縮性を出すために、弾性糸(裏糸)を使って編んでいます。
けれども冷え取りでおススメされているのは、弾性糸を使わずに天然素材100%で編んだ靴下を
それぞれの素材の特徴を理解して重ねる事で重ねてもムレにくく快適に温めていくという方法です。
凄い人になると何と10枚程重ねて履いてるつわものもいるようですが、基本は4枚重ねて着用する
というのが一般のようです。
重ね履き靴下の重ね方
重ね履き靴下は天然素材の特徴を生かして、4枚重ねて履いて温めるというのもでした。
靴下の重ねる順番として、
●1枚目ーシルク5本指ソックス
(吸放出性の高い素材)ー足から吸った汗(湿気)を吸う
↓
●2枚目ー綿 or ウール5本指ソックス (吸水性が高い素材)
1枚目のシルクが吸った汗(湿気を吸収
↓
3枚目ーシルク先丸ソックス (吸放出性の高い素材)
2足から吸った汗(湿気)を吸う
↓
4枚目綿 or ウール先丸ソックス吸水性が高い素材)
3枚目のシルクが吸った汗(湿気を吸収)
ええ!!!!こんなに重ねて履くの???
これはやってみたことが無い人には本当に驚きですよね、靴下を4枚も重ねて履くなんて
正気の沙汰?
と思いますよね私も最初はそんなことを思っていました。
そもそも靴下なんて4枚も重ねてなんて本当に履けるの?しかもムレそう!
というのが始める前の気持ちでした。
しかも最初は4枚重ね履きのセットを買わないといけないのですがシルクなどを
つかっているので、そこそこ高い金額になってきます。
しかも、お洗濯も考えると最低2セットは欲しいところで、毎日履くのを考える
とそれこそ3セット位は必要になってきます。
ある程度揃ってからは単品で購入していけばいいのですが、当時1セット3800円位
はしていたかと思うので、今考えるとかなりのお金を靴下に使っていましたね。結構な
お金を靴下につかっていましたね。
本当にこれ、かなり困っていないと手を出すことはしないですよね。
そして洗濯だって、毎日洗うと8枚・・・。
もし2~3日溜めた日には16枚・24枚洗う事になる恐ろしい数字になるんです。洗濯機
が靴下だらけの結構恐ろしい光景。
そして乾いた後の靴下のセット組も結構大変でしたね、どれも同じような色だったりするので。
その当時はロフトやハンズ等でも『冷え取りコーナー』なるものや書籍やTV等でもやって
いたので、とにかく少しでも改善できればと思って始めてみました。
■重ね履き生活を始めて
重ね履き生活を始めて、思ったことは4枚重ねて履く事は慣れると全然めんどくささは感じ
ませんでした!
そして、4枚重ねて履くことを想定して作られた靴下セットなので、重ねて履いてもキツさ
も感じず履きやすかったです。
どの靴下素材100%で作られていて伸縮性を出す弾性糸も使っていないのでゆったりして
いるつくりなので、普通の靴下を重ねて履くのとは全然違った感じになります。
私は、シルク5本指→綿5本指→シルク先丸→綿先丸タイプの4枚重ね履きを履いていました。
5本指も今まで履いたことが無かったので最初は抵抗があったのですが、これが5本指を
2枚重ねても全然きつくもなく本当に4枚重ねているのを感じないほど心地よく感じ、これなら
履くのを続けられそうと思い、履き始めました。
最初はお風呂上りから就寝中。
慣れてきてからは、日中会社に行っている時も履き始めました。
端末冷えタイプではないのですが、やはり一日中オフィスの冷房では身体中が冷えているので
しっかり湯船につかり、重ね履きで温めると身体が少しずつ解凍されるようにほぐれてくる感
じがして気持ちよかったので、洗濯等は大変だったりしましたが2年も続けていける事ができ
ました。
重ね履きをして冷え症は治った?
そんな生活を2年程送りながら、なるべく温かい飲み物を飲んだり、身体を冷やさないよう
就寝時は扇風機やリネンの寝具等を使って自然な涼しさで過ごしたりするよう心がけていました。
冷え症で冷房が苦手な方は、夏にリネンの寝具は本当におススメですよ~。
嫌な暑さはとってくれますが、熱伝導性が低いのでひんやりして心地よく汗もサラリとするので
扇風機とリネンの寝具だけでもかなり快適に過ごせます。
そんな重ね履き生活を送って『冷え症』は改善したのか気になりますよね?
結論からいうと私は治りませんでした!
物理的に重ねて温めているので着けている時は冷えを緩和してくれますが、やはり脱ぐと冷えて
しまうので体質的な改善をしない限りは解決はしないなと感じたのが2年続けた結論でした。
ただ、それなのになぜ2年も続けられたというのは着用している時は確かに温かいし、天然素材
を身にまとう心地よさがあったからだと思いました。
なので、冷え取りにはこれで別れを告げたのですがシルクを身にまとう心地よさに目覚め、それ
まで使ったことが無かったシルクのアイテムを生活につかうようになってきました。
お肌も弱かったので身に着けるものは比較的コットン等お肌に優しいものが多かったのですが、
天然素材=コットンというイメージしかなく他の素材はあまり使っていなかったのですが、この
冷え取り生活を始めた事がきっかけで、シルクやリネン、ウールもチクチクしない肌わりのやさ
しいウールがある事等を知り天然素材の良さを実感して生活に取り入れていくことが増えました。
本当にこれは冷え取りを実施しなければ分からなかったことなので、やってよかったなと感謝し
ています!
私はやはり根本的な体質を改善しないといくら重ねても冷えは解決しないなと感じ、冷え取り
生活に別れを告げ今度は体質改善するために身体の内側を改善していくことにしました。
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