皆さん、漢方飲んだことはありますか?
皆さん、漢方って飲んだことありますか?
漢方ってなんだか難しそうだし、よく分からないので
飲んだことないかも。
葛根湯は飲んだことあるけどあれって漢方でしたっけ?
そうです!
葛根湯はきっと日本人に一番身近な漢方薬かもしれないですね!
実は私は昔から漢方に少し携わっていました!
母が医療関係者だったこともあるので、小さい頃から風邪をひきそうな時は
葛根湯を飲まされました。
というか、葛根湯以外の風薬は飲ませてもらえませんでした!
なぜかというと、西洋の薬はどちらかというと薬で症状を抑えるという感じ
なので、体調が悪い時はしっかりと熱を出して発散して治すのが良いという
事で、高熱が出た時も解熱剤等は飲ませてもらえず自然に治すという事を
推奨されていました。
なので家に葛根湯以外の風邪薬があった記憶はありません。
なので普段から飲むものといえば、風邪をひきそうな時に飲む葛根湯か内臓冷
えの影響もありよくお腹を壊していたので正露丸、この2種類が常備薬のよう
な感じで飲んでいました。
西洋系の薬で飲むといえば昔から生理痛がかなり酷く辛かったので、ドラッグ
ストアで買って飲んでいた痛み止め位でした。
痛みが始まると耐えらず夜も寝れない位痛くなってしまうので、一日に3~5回
程飲むので一週間で買った薬をひと箱飲むという生活を何年も続けていて、
これは根本的に解決しないとまずいなと30代前半に感じて漢方を飲んでみようと
決めました。
漢方を飲み始めた理由は?
なんで漢方を飲もうと思ったのですか?
葛根湯はずっと飲んでいたのと、実は高校生の時、漢方薬を3年程飲んで
いたので漢方には少し馴染みがありました。
その時、効いていたように感じなのでもう一回漢方を飲んでみようと
思ったからです!
高校生の時から?
なんで漢方なんて飲んでいたんですか?
実は昔から生理痛が酷かったのと、生理不順も酷かったので
親が心配して漢方薬局に連れていかれ飲み始めたんです。
漢方薬局ってどんなところ?
それぞれお店によって特徴は様々だと思いますが私が通っていたのは街にある漢方
薬局でした。
本当に見た目は普通の薬局で、知らない人が見たら漢方薬局には思えない本当に普通
の薬局にしか見えない感じでした。
ドラッグストアーに入っている薬局のような感じではなく、小さなカウンターと椅子
が隅に一脚あり、そこに座って漢方のお医者様が色々質問等しながら診断していく
という薬局で煎じ薬ではなく、主に顆粒や錠剤等を出すところでした。
普通の西洋の病院はいつも込み合っているので、中々先生としっかり話す事もでき
ないし、話しずらいですが、漢方薬局は自費診療になりその分高くなるという事も
あるのか、比較的空いていながら話しもゆっくり聞いてくれるので相談しやすい
かなと思いました。
ちなみに、高校生当時通っていたお店は地元では約200年以上続く老舗で何と今
でもまだやられているようなので、少しうれしく感じます!
薬局によって出す薬の種類等も違いますので、行く前には事前にチェックしてくださいね!
漢方薬局の診断方法は?
漢方薬局での診断はというと「望診」・「聞診」・「問診」・「切診」という
4つから診断をしていくそうです。
体の状態を知る手がかりとして「四診」という診断方法を用います。
「望診」・・・顔色や表情、態度、姿勢、体形など視覚から診ること「聞診」・・・声の大きさや話し方など聴覚(声)や嗅覚(臭い)から診ること「問診」・・・患者の自覚症状やライフスタイルから診ること
「切診」・・・触覚により患者に触れて診ること(脈診・腹診)
舌診はこのうちの「望診」にあたり、舌を観察することにより、身体の状態を
知る方法です。
引用先サイト https://www.seishin-do.co.jp/tcm/tongue/
この中で一番驚いたのは、望診の中の舌診でした。
舌をべ~と出して、その舌の状態を見て診断していくのですがこれがビックリする
ほど自分の体調を言い当てられ、かなり驚きました。
実は舌は健康状態がとても出やすい部分のようで舌診は、伝統的な医学や診断法
の一部として広く用いられている視覚的な診断手法なのだそうです。
自分の舌がどんな状態なのかをもっと知りたい方は『灯心堂漢方薬局』さんのサイト
がおススメです!
とても詳しく色んな舌についての説明が画像付きではいっていますので、自分の舌の
状態が気になる方は一度是非、チェックしてみてください。
ただ、かなり色んな舌の画像が出てくるのでちょっとリアルすぎるかもしれません。
見る時は心を決めてから!!!みてくださいね。
漢方薬の種類は?
漢方薬の種類
実は漢方薬といっても様々な種類があります。
●顆粒ー葛根湯のような粉末で1袋ずつ小分けになっている粉末タイプ
●錠剤ー1瓶にたくさん錠剤が入っていて飲むときに出して飲むタイプ
●エキス剤ー生薬のエキスを濃縮して抽出したタイプ
●煎じ薬ー生薬を30分程似て飲むタイプ
それぞれの薬の作られ方等はこちらの『漢方薬の剤型と特徴』が分かりやすく説明されています!
漢方薬、顆粒・錠剤・煎じ薬のどれがいいの?
漢方薬は様々な形の違いはありますが、効き目も少し違ってくる事が分かりました。
効き方としては
①煎じ薬(生薬を30分に出して出た汁(エキス)を飲む)
自分に合った漢方を処方してくれて、煎じたものを直接飲むので効果がより高いと言われています。
②顆粒剤 ・③錠 剤
「煎じ薬」は煎じ薬をエキスにしたものを固めて顆粒や錠剤にしたもの
顆粒と錠剤、どちらかといえば顆粒の方が早く聞きそうですが、容量がおなじであればあまり効き
目までの効果には違いがないそうです。
※成分量は製薬メーカー毎に顆粒と錠剤で異なりますので、成分量もチェックしてくださいね。
効果的には自分の体調に合わせてオーダーメイドで作られる煎じ薬が一番聞きやすいようですが
漢方薬は保険適用外になるので漢方薬局・漢方薬を処方してもらう病院等、ほとんど自費負担に
なります。
漢方治療はゆっくり取り組んでいく形になるので、自分のお財布事情と相談して、行く薬局や
どんな漢方薬の種類が飲みたいのか等は決めてくださいね!
漢方薬局での薬の処方は?
私は生理痛・生理不順が酷くて行っていたのですが、出された薬は婦人科系の薬
で『イスクラ婦宝当帰膠B』というエキスのようなものと、他に錠剤を2種類を
処方され飲んでいました。
以前の事なので、錠剤の名前は忘れてしまったのですがこのエキスはビジュアル
も印象的だったので覚えていました!
このイスクラ婦宝当帰膠B、最近でもアットコスメのくちコミが入っていて評価も★の数
も多めで高評価になっていますね!
味は少しあまいシロップのような感じの味だったかと思います。
気になる方は是非近くの漢方薬局で試ししてみてくださいね。
漢方を飲んでみた効果は?
漢方は聞き始めるまでに時間がかかると言われているので、効いた!!!
とすぐに効き目を感じるような即効性はないですが飲み始めて改善されたことは、1年程続けた
結果、生理不順はなくなり毎月きちんと生理がくるようになり効き目は感じました。
ただ、冷え症に関してはかなり根強いものがあったのでこちらはまだまだ改善が必要だなと思い
ました。
ただ、漢方薬は自費診療になるので、顆粒でも、錠剤でも、煎じ薬でも高額にはなってきます。
私は、大体毎月2万程かけていました。
煎じ薬だったら3万円~するという事もあるかと思いますので(相談する時には町の漢方薬局にえ)
ずっと続けるのは荒漠になるので、試しで半年・1年間やってみて、体調の変化をみてその後続け
るかどうか考えてみてもよいかなと思います。
漢方を飲むときの注意点!
よく漢方は効き目がなだらかという印象が多いかと思いますが、以外と効果が高いものもあり処方されたものが体質に合わない場合もあります。
その時は早めに話しをして薬の種類を替えてもらってくださいね。
私は煎じ薬を飲んでいた時、冷えが酷かったので処方として当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が
入った処方をされたのですが強かったのか、薬を飲むとお腹を壊すことがふえ薬の種類を替えてもらったことがあります。
なんでもそうですが体質に合わないと効き目が薄れたり、逆効果になってしまいますので、そんな時
は直ぐに相談してみてくださいね!
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